知らんけどアウトプット

とりあえずアウトプットするところが欲しかったので書いてみる。知らんけど。

ロボット掃除機に定時運行機能がついていないと思って対策したのに、ちゃんとついていた話

ロボット掃除機を購入して4年経つのだが、この度、ついに定時運行に成功した。

自慢ではないが、私は部屋を荒らすことに長けている。それなりに荒れた部屋でも生活できる。そしてオット氏も同じくらい荒れた部屋でも生活できる人である。
以前母方の祖母が、「だらしない男(父親)と結婚したせいで、あの子までだらしなくなってしまった。前は部屋のきれいな子だったのに…」と嘆いていたのでオット氏に聞いてみたところ、昔から部屋を片付けられない人だったらしく安心した。なんなら同棲始める時の挨拶の際、私のいない場で母が「あの子、部屋を片付けられないけど大丈夫?」と尋ねたところ、オット氏は「大丈夫です、僕もなので」と答えたそうだ。よかった(よくない)。

巷ではロボット掃除機を導入すれば掃除機が通るために床が片付いていくと言われている。私もそれを狙って導入を決意したのだが、とはいえいきなり高価なルンバを導入するのも気が引けてしまった。安価なロボット掃除機の中でも、評価が高かったILIFEのV3s Proを導入した。これが2018年のことであった。

事実、この後今に至るまで、来客予定があるときに慌てて掃除する以外では使われなかったので、ルンバを選ばなかったのは賢い選択だったのだろう。なんなら、V3s Proはマッピング機能がないぶん縦横無尽に動いてくれるので、床にべたべたものを置いてしまう我が家には合っていたかもしれない。マッピングしても混乱するだけだと思う。

定時運行にシフトできたきっかけは何てことなく、来客があったときの状態を少しでもキープしたいと思ったからだ。
それなりに汚い部屋でも生活ができるのだが、汚くないといけないわけではなく、なんとなく「片づけねば」という意識を抱えながら生活することとなる。来客時には大掃除して、「ちょっと汚い」くらいまで整えているので、汚部屋が好きというわけではないのだ。来客の予定が続くと、リバウンドする前に片付けるので家が整うことは知っていたし、その方がうんと楽なことも知っていた。ただ今まで継続しなかっただけで。
なんとなく、綺麗な状態を維持したいと思ったし、翌日もその翌日もロボット掃除機を起動した。ただそれだけだった。

ここでやっとタイトルの部分になるのだが、毎日運転が軌道に乗ったので、予約運転をしようと思った。人がいる時間に運転するより、平日昼間の方が埃も舞い上がらないのでいいと思ったのである。今まで全く使っていなかったリモコンを引っ張り出し、前日夜に、朝10時30分に動くよう予約設定した。帰宅後ダストボックスをウキウキしながら確認したところ、きちんと動いていた形跡があったので安心したのだが、翌日帰宅後確認したらダストボックスが空っぽだった。
ここで「もしかしてV3s Proはあくまで予約設定できるだけで、1回きりなのでは?」と勘違いしてしまった。
実際は予約すれば毎日運転できるので、多分この時は充電がうまくいってなかったとかではないかなと思っている。
ちょうどその時、前から気になっていたSwitchbotを入手したので、それ経由で動かすことにした……ということをドヤ顔で記事にしようと思っていたのだけど、ちゃんと毎日運転機能がついていた。水泡に帰すとはまさにこのことである。

とはいえ電源オンの信号を送るだけだと安定的に動かず試行錯誤したので、水泡をネットの海に放流すべく、ここに記すことにする。

SwitchbotでILIFE V3sを定時運転させる方法

  1. Switchbotアプリにリモコンを登録する。機種検索には出てこないので、適当なロボット掃除機のリモコンを雛形にして各ボタンを登録する。
  2. Switchbotから操作できることを確認する。電源のオンオフ、左右に振る動きができればOK。
  3. Switchbotアプリのシーン>自動でスケジュールを作成。動かしたい条件と、電源→移動方向ボタン→電源の操作を登録。


こんな感じ。
電源ボタンの間に挟む移動方向ボタンがポイント。
V3s Proはスリープモードに入っているので、電源ボタンを押して解除し、待機モードにしなければいけない。2回連続で電源の信号を送る設定にしていたのだが、2日に1回くらい起動していないことがあった。充電状況も疑い、ごみ捨てがてら毎回チェックするもダメで。目の前でテストしてる時は100%動くんだけど、外出中に限って動かない日があった。
自分でリモコン操作するときは動作音を聞いて待機モードに移ったことを確認するけど、Switchbotにそこまでは求められないし、かといってこれ以上連打する設定にしたら上手く動いてる時も動作を止めかねないし、ということで間に方向ボタンを挟んだら安定稼働した次第である。

……まあ、毎日定時予約機能があるからこんなことしなくても毎日動くんだけども。平日と休日でスケジュールを分けたい人とかは使えるかもしれない。
とはいえそれも、アプリ対応してるロボット掃除機には備わってるので、ニッチな情報であることには変わりないのであった。無念。